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2008/07/03(Thu)17:47
不覚にも携帯端末の無料提供が「不平等」と指摘され、原則実費請求となった直後に機種変更をしてしまったので、毎月端末代金の分割払いに四苦八苦している。
それもあともう少し。
2年にも及ぶローン地獄がら脱出すれば、月々の携帯料金はきっと下がるにちがいない。
その暁には・・・
やっぱり新機種が欲しい。○| ̄|_
前回の機種変更では、いわゆる「第3世代」と呼ばれる機種に切り替わった。
これにより、音声通話が「CDMA方式」となった。
購入直後はそのクリアな音質に感動したものだが、慣れちまえばそれはたいしたコトじゃない。
さらにパケット通信も「3G方式」となったらしいが、これは翌月のパケット通信料に度肝を抜かれた。
それ以外にはさほどの違いは感じなかった。
「3Gは高いよ」とは言われていたが、これほどまでに掛かるとは。
と、後悔しきりの機種変更であった。
それでも機種変更に踏み切った最大の要因は、「ミュージックプレーヤー機能」にあった。
世間では「iPod」が流行ってはいるが、コレさえあればそんなのに大枚叩く必要は無い。
しかも外出時に「ケータイ」と「iPod」と2つも持ち歩けるかよ、なんてへそ曲がりの論理もあった。
フラッシュメモリが近年のように暴落する、そのずっと前のハナシである。
その為に、「ワンセグ機能」も「モバイルスイカ機能」も捨てた。
変更前の機種がアナログテレビの視聴可能な機種であったがほとんど使わなかったし、当時はまだ「モバイルスイカってナニ?w」と思っていたからだ。
そして、最大のネックとなるバッテリーの消耗について、「1年ごとに新しいバッテリーが貰える」というサービスにも加入した。
これで万全である。
あれから2年。
ミュージックプレーヤーには250曲以上の音楽が収まり、当初の目論見は多いに達成された。
Bluetoothによる無線通信も快適である。
しかし、だ。
駅の改札を通過する時、みんなはケータイなのに、ボクだけペンギンの絵の書いたカードを翳している。
これはカッコよくない。
イケてない。
やっぱりモバイルスイカの出来る新機種が欲しいのである。
(単に「飽きた」とも言うが。)
かくなる上は、今使っているケータイを「月額980円」のプランだけにして、auの新機種でも買っちまおうか。
そう思っていた矢先に目に止まったのが、Ultra Mobile「WILLCOM D4」発売の発表。D4には、
(1)W-OAM対応W-SIM(PHS)を利用したデータ通信の3つの通信方法が用意されていて、さらに
(2)内蔵のワイヤレスLAN(IEEE802.11b/g準拠)によるデータ通信
(3)別売のクレードル搭載のLAN端子を使用する固定回線でのデータ通信
「Microsoft Windows Vista」と「Excel 2007」「Word 2007」「PowerPoint 2007」搭載ときて、「ワンセグ視聴」に「タッチパネル操作」と至れり尽くせりの機能満載。
約40GBハードディスク、USB端子を装備
No.487|FP|Comment(0)|Trackback()
2008/07/01(Tue)08:42
午前0時過ぎ、チャラ~っとしたB系の若者が、チャラ~っとタバコ自販機に小銭を入れる。
と、「 タ ス ポ を タ ッ チ し て く だ さ い 」
これまで喋ったことのなかったタバコ自販機の、あまりに艶っぽい大声に、とりあえず返却ボタンを押す若者。
改めて小銭を入れるが、やっぱり結果は同じ。
たった数十分前から7月1日。
関東一円でも「コドモがタバコを買えなくなった記念日」なのである。
自販機の売り上げが激減したとか、コドモにタスポカードを渡すバカ親が居るから、コドモの喫煙に歯止めは掛からないとか、いろいろ言われているカードではあるが、このケースの場合においては、その目的を大いに果たしたと言ってもいいだろう。
結局若者は、自販機を一蹴りして去っていった。
時の経つのは早いもので、まだあと3ヶ月ある、まだ2ヶ月あると言っているうちに、あっという間に運用が開始された「タスポ」。
それよりも、タイマーで7月1日の午前0時きっかりから作動した方に、何故か感動してしまう自分が居る。
こんなの、メンテナンスのオッチャンがスイッチを入れに来てから動くものだと、てっきりそう思っていた。
「勝手に使えるようになる」というのは7月4日解禁の「ダビング10」も同様で、最近のハード設計時のトレンドらしい。
今日で2008年もちょうど半分が過ぎ、残すところあと半年である。
というハナシをすると、「20になってから1年があっという間で・・・」と続くのが慣用句になっているが、さらに「30過ぎるともっと早いヨ」と返すのが、これまたお約束のやり取りである。
「時間」というものはキッチリしているようでいて意外にファジーなものであって、何かに集中している時はあっという間に過ぎるのに、終業5分前からのカウントダウンでは、300秒というものが永遠に感じられるほどに長くなる。
人が「1年」を顧る時の視点というのは、「オール人生」に対しての「1年」という見方をしているものであって、30歳の時の30年の人生に対しての1年が、20歳の時の20年の人生に対しての1年よりも短く感じられるのは、それは「当たり前」のことでもある。
そしてそれは、学生時代の15年の人生に対する1年と比べれば「半分ほど」しかない希薄なものであって、60になった時のそれとは比較にならないほど長いものであるというのは、こう考えると至極当然のことでもある。
ただ、短く感じられたから希薄だったかというと、思い起こせばそれなりにあれこれあるハズだし、決して「希薄」なんてコトはないのだが・・・
あっという間の半年だった。
ここ最近「月末はスタンドに並ぶ」がスタンダードになっているようだが、それにしても日本人という生き物は行列が好きである。
人が並んでいると並ばずには居られない、横並びの群集心理。
それでいて、「並ぶ」という行為を楽しんでいない。
殺気立っている。
割り込んだ、割り込まないで喧嘩騒ぎである。
「今日中にガソリンが買えないじゃないか!」
でも、よく考えてほしい。
暫定税率が復活したあの時じゃなし、過去に月次の価格改定を午前0時きっかりから実行したことがあっただろうか。
業界団体が介在しての、期日を決めての横並び値上げが慣例であったガソリン業界は、先月あたりから様子が変わって来ている。
先物の高騰による月次10円超の異常な価格改定を打ち出した元売と、周辺市況を無視して1日から「率先値上げ」を行なう元売販売子会社。
「なりふり構って居られない」というのもあるのだろうが、販売業者の淘汰が進み、元売販売子会社だけで価格のイニシアチブが取れるようになった、というのが本当のトコロだろう。
「1日から実際に市況が上がったのだから、値上げは断行させて頂きます。」
これは市況価格とのタイムラグをタテに値引き要求を繰り返してきた独立系販売会社にとっては、大きな痛手となる。
というか、継続した商品取引においての月次価格改定としては、許容の範囲を超えているのが昨今の「値上げ」だ。
そりゃ、漁船も休漁するよというハナシ。
そんなワケで、「7月1日は値上げ記念日」と笑って居られない状況なのだが、原油が暴落して先物やってるヤツらはみんな首吊ってしまえと思う今日この頃。
そろそろ、暴動とか起きてもいい頃だと思うのだが、どうだろうか。
No.486|FP|Comment(0)|Trackback()
2008/06/30(Mon)09:03
洞爺湖サミットを目前に控え世間がエコ一色となる中で、鉄鋼を中心とした「火を燃やしてナンボ」のメーカー達が、こぞって国外脱出を計っているという。
その逃亡先は主にブラジル。
なんでも、「途上国」という括りで京都議定書の温室効果ガス排出削減義務が課せられていないというのが、その主たる要因らしい。
新聞の取材にそう答えてしまっているJFEの馬田一社長殿などは、「温暖化は地球全体の問題であって、日本で出さなければ済むというハナシではない」というコト、本当に分かっているのだろうか。
否、「本当に」分かっているならば、たとえそういう経営戦略を敷いていたとしても、またそれが、「途上国で3分の2を生産する」ライバル、アルセロール・ミッタルに対抗する手段だったとしても、新聞の取材に応じてヘラヘラ喋れる内容ではないハズだ。
つまりこの発言で、「JFEは地球の温暖化について、ホントは知ったこっちゃないんです」というコトが浮き彫りになってしまう。
「分かっていない」のである。
もしくは、この大企業の立派な社長さん(だけ)がバカなのか。
「(その姿勢、)日本を代表する大企業の社会責任として、どうよ!?」
そう問われたならば、こう答えるしか方法はないだろう。
なにせ、チンパン宰相が人気集めの為に繰り出した、断末魔の重点施策に逆行しているのである。
そんな「宣言」なのである。
「バカ」以外に釈明の余地はないだろう。
二酸化炭素を排出したくないのであれば、企業活動など止めればいい。
「ひたすらに利益を追求」する企業活動と、「エコロジー」は相反する行動であって、原油を精製して製品として販売する「コスモ石油」の環境活動「アースコンシャスアクト」など本末転倒過ぎて、笑い以外の何も湧いて来ない。
「突き詰めれば、ウチが原因でした('◇')ゞ」
なんてオチは、もう誰も期待していないのである。
以前、有り余っている東欧諸国の二酸化炭素排出権を、日本企業が買い漁っている現状について同じようなことを述べた記憶がある。
確かに、「余っているなら売ってくれ」と「縛りがないからそっちで出す」は似ている行動ではあるが、根本的に異なるものである。
二酸化炭素の排出権取引で得られた資金は、「基本的に環境対策支出として使う」という縛りが設けられる場合が多いが、ホントのトコロは分かりっこない。
現地に工場を建設する場合には、雇用の創出などの経済メリットも考えられるが、「公害」に「資本家の搾取」とデメリットも大きい。
「それでいいのか?」
というハナシ。
真剣に地球温暖化を考えるのであれば、「火を焚いてナンボ」の鉄鋼に電力こそ、排熱で二酸化炭素を液化して、深海に保管するぐらいのコトをしたっていいのではないだろうか。
自ら排出する以上の二酸化炭素を処理したならば、十分「エコ」として称えられる。
バラ撒くだけが能じゃないのだ。
ところで、年金の不始末に後期高齢者医療制度、原油から始まる物価高騰、更に賃金の頭打ちに格差社会と、「食っていくことに精一杯」な状況の中で、元環境大臣「マダム・スシ」始め時の宰相までもが「カンキョー」「カンキョー」言うのは、果たして支持率アップに繋がっているのだろうか。
これでサミットが仮に成功を納めたとしても、下がり続ける支持率に歯止めは掛からないと思うのだが。
(まあそれ以前に、引退の決まったブッシュがそもそも「環境」には後ろ向きなので、「成功」など有り得ないのだが、「北」に大幅に譲歩する見通しとなった今では尚更だ。)
コンビニの深夜営業自粛?
なら24時間営業のスーパーはどうすんのさ?w
ドラッグストアは?
そんなんで環境配慮なんて、妄想だよw
No.485|FP|Comment(0)|Trackback()
2008/06/29(Sun)10:58
定義山に行って来た。
「定義山」とは、平重盛公由来の極楽山西方寺を中心とする観光地であって、仙台市郊外にある。
ここ(定義如来)と金華山は、県内の年寄りに何故か人気のスポットであって、雪の融けた春先と、冬支度の始まる前の秋口には、訪れることが「望ましい」とされる場所である。
それゆえ現地は地元のジジババで結構な賑わいなのだが、それが県外ではあまり知られていないというのが面白いスポットでもある。
「ちょうど日帰りで行ける」というのが地元の人間に重宝がられる理由なのだろうか。
久しぶりに訪れた定義山では、そんな歴史を感じられる山門に出迎えられる。
この山門をくぐるまで、あらゆる土産物屋から「食ってけ~」「食ってけ~」と声を掛けられるのだが、やっぱりまずは「お参り」を済ませないと、ゆっくり土産物の試食などしていられない。
後ろ髪を引かれながらも本殿へと進む。
しかしながら本殿の奥には「新本殿」、さらに「五重塔」と続かれると、なかなかもとの参道へ戻れない。
このあたり、土産物が買いたい(食いたい)のだか、定義如来詣でをしたいのか、どっちつかずの状況が続く。
「定義名物」と言えば、「しそ巻き」に「揚げまんじゅう」に「玉こん」、いろいろあるけれど外せないのがこの「三角油あげ」だろう。
バカでかい三角形の油揚げ、コイツの「揚げたて」に七味と醤油をかけて食べるのが作法とされる。
お土産ももちろんコレの袋詰めであって、コレをご近所に配るというのは「定義に行って来た」というのを自慢することであって、逆にお裾分けされた方は、今週末定義参りに行かなかったことを心底悔やむ。
それが「お約束」の一品がこの「三角油揚げ」なのである。
ちなみに、この「三角油揚げ」を売っている「定義とうふ店」は、民謡歌手庄司恵子さんの実家でもある。
「ショウジケイコ」は全国的には全く知られていないが、宮城県内限定で有名なヒトだ。
それも「民謡歌手」としてではなく、「仙台弁のオバチャン」として有名なヒトである。
そう、このオバチャンだ。
デッコダ、デッコダーという、初めて観たヒトの度肝を抜く宮城限定のパチンコ屋のCMで有名なオバチャンの実家が、このとうふ屋だというのだ。
パツンコはデダマがイノヂだよ
ンダ、ワダスはカオがイノヅ
パツンコニューミヤギ、キテケサーイ
No.484|FP|Comment(0)|Trackback()
2008/06/27(Fri)09:23
「飛騨牛」の表示偽装をした肉屋が槍玉に挙げられている。
本来「飛騨牛」と表示できない等級の肉を、「飛騨牛」と称して売った。
確かにJAS法に抵触する行為であるし、企業倫理に照らしてどうか、といった問題もある。
しかしながら近所では「飛騨牛の安くて美味い店」として有名だったらしい。
「安い」のは当たり前として、「美味い」という評判はどういうコトであろうか。
ブランド牛は「名前」に価値があるのであって、その「名前」で「美味い」と感じ、実際に美味しく食したのであれば、それはそれでいいのではないだろうか。
そんなコトを思う。
問題の社長にしたって、「どうせ分かりゃしないんだ」というのがあったと思うのだ。
「実際に飛騨牛の味なんて、分かりもしないくせに」
そんなコトバが聞こえてきそうである。
それよりも問題にしたいのは、「そんな地方の肉屋が表示偽装していたとして、だから何?」というハナシ。
吉兆のようにネット販売がお盛んだったとか、赤福のように全国区の土産物でもない、ただ肉屋の肉。
ちょっと規模は大きいけれども、「地方の肉屋のハナシ」。
そんな、近所のヒトたちくらいしか買おうと思っても買えない肉の表示偽装のハナシなど、一報だけで十分であって、釈明会見するとしても地元局1局招いてやれば済むハナシ、全国ネットのトップニュースにする必要も、各局の記者を招いてのあんな2時間にも及ぶ記者会見も、必要ないのではないだろうか。
社長の引責辞任は当たり前、基本廃業が前提といった報道の空気に、2ちゃんねらーの「祭り」に通じるものを感じてしまうのは、ワタシだけだろうか。
っていうか、コレを報道することこそ「社会正義」みたいなキャスターのしたり顔が気に入らない。
一過性の視聴率稼ぎの為に、当事者を従業員とその家族もろとも路頭に迷わせるような追い込み方をして、モラルを問われるのはむしろマスコミの方ではないのだろうか。
危機管理がなってない。
あんな記者会見ならしない方がマシだった。
そんなコトをね、言える立場なのかというコト。
たしかに件の社長はとんでもないヤツなんだろうけど、それを「オマエが言うな」というそういうハナシ。
いや実際、ミートホープの事件を見ながら「ウチは大丈夫」って言っていたヤツに、「モラル」とか通用しないと思うよ。
そしてそれを裁くのは行政であって司法であって、マスコミではないというコト。
「我こそは全知全能の神ゼウス」と言わんばかりのテレビを、少し鬱陶しく思う朝だった。
No.483|FP|Comment(0)|Trackback()
2008/06/26(Thu)09:27
NOVAの元社長、猿橋氏が逮捕された。
容疑は横領。
大阪を一望出来る社長室にはサウナまで完備と、栄華を極めに極めた名物社長も、ついに56歳で臭い飯を食うという結果になった。
あれだけ羽振りの良いコトをしていたにもかかわらず、最後はたった3億の工面にも困っていたのだから、なんとも寂しいものである。
時を同じくして、派遣で一時代を築いた「グッドウィル」の、労働者派遣事業の許可が取り消された。
これによりグッドウィルは廃業、従業員4000人が解雇されるというが、まだこの会社に残っていた人間が4000人も居たとは、そっちの方こそ驚いてしまう。
NOVAは解約時の返金額に関する判決、グッドウィルは「安全協力費」なる不明瞭な徴収金の返還が、破綻の引き金となった。
いずれもこんな大企業が破綻するには、あまりにチンケなハナシなのだが、過度の豊満経営で散財著しく、意外に体力は弱かったというコトだろう。
何らかの制度改革と、それを画策する政治的な力の下で、ある一つのビジネスモデルが考案される。
モデルの考案者たちは六本木あたりで豪遊し、これに迎合するマスコミ関係者により更に脚光を浴びる。
二匹目の泥鰌を狙った後追い組がこれに合流し、「これこそが最新の経営手法」と持て囃されたあたりがピーク。
あとは不法行為の告発や、「被害者」なる存在の登場によりモデルの矛盾が露呈し、政治家が離れた瞬間に規則強化。
表向きの首謀者が逮捕されて幕引という流れは、リクルート事件の昔から何ら変わっては居ない。
変わっては居ないのだが、ライブドア事件あたりからその展開があまりに早まってはいないだろうか。
実体のない虚業で大風呂敷を広げ、新興市場に株式を公開。
「IPO」というだけで株価が吊り上がり、その株価で株式交換により優良企業を買収。
買収により増えた売上をもとに株式分割、株価高騰から株式交換により買収を繰り返すというマネーゲームはあまりに巧妙で、ほんの5年ほどで使い捨てるにはあまりに勿体ない気がするのだ。
それは先払い授業料を食っていたNOVAにしたって、広く浅く徴収したグッドウィルだって、保険金詐欺のコムスンだって、極端なハナシ豆腐建築のヒューザーにしたって、それぞれがそれぞれに巧妙な仕掛けと、時流に乗った時代背景というものを持っている。
持っているのだからこそ、5年とは言わずせめて3代くらいは持つような、そんなシノギをしてはどうかと思うのだ。
赤川次郎の小説のような、「ネタの安売り」感。
たった5年でブタ箱行きでは、せっかくの斬新なモデルが勿体ないではないか。
そんなワケで、逮捕覚悟で乗っかるハナシを模索する日々なのである。
ホントにそんなハナシが来たとして、乗っかる勇気があるだろうか。
それだけが気掛かりである。
No.482|FP|Comment(0)|Trackback()
2008/06/25(Wed)14:09
ひょんなことから飼うことになったピラニアの「水槽」が、気になって仕方がない。
それというのも設置場所に問題があって、一般的な「客間」とか「玄関」に置いていればさほど気にならないものを(ま、「客間」などハナから無いのだが。)、あろうことか「居間」に置いてしまったことが大きい。
つまり、これを書いている「今」も含め、在宅中のほとんどの時間を、ピラニア水槽に向かって過ごしているのだ。
これで気にならないワケがないのである。
「気に掛ける」というコトは、何らかの手を掛けるというコト。
とはいえ犬じゃないんだから、ボールで遊びコトも、ましてスキンシップすら必要が無いのである。
必要なのは日に2度ほどの給餌と、数日に1度の「水替え」くらい。
なので必然的に、「水替え」の頻度が結構高くなってしまうのだ。
(ま、実際には、急激な水質の悪化もあるにはあったのだが。)
ま、「水替え」は生体にとってイイことであるし、じき飽きるまでの一過性のものであるから、たいした問題はないのだが、その「水替え」に要する「水」もココまでマメにすると、結構な消費量となる。
最初は、たまたま汲み置きしてあった例の水を使っていたのだが、そんなに無尽蔵にあるワケもなし。
まさかピラニアの為に水を(蔵王まで)汲みに行くとも言えず、つまり水槽に使う水の調達が急務となってしまったのである。
「水道水のカルキ抜き剤」が売られているトコロを見ると、コレを使って水道水を中和している方が一般的なのだろうか。
でも、いくら「中和された」とはいえ、化学物質オン化学物質の水は、ちょっと抵抗がある。
(てか、オレは飲みたくない。)
ショップで売っている数万円もするフィルターは、大量の水を必要とするマニアか、海水魚の飼育者くらいのものだろう。
となると…
そう考えていた矢先、カミさんに付いて行った近所のスーパーに、素晴らしいものを発見してしまった。
そう、「純水のディスペンサー」だ。
「最初に専用の容器を買い求めれば、以後この機械から水を取り放題」というのが一般的で、この店の場合は4リットルの専用容器が650円だった。
ま、これを「高い」と思うか、「安い」と思うかはそれぞれだろうが、ともかく塩素を除去する為の中空糸膜フィルターは何かとメンテナンスが面倒なので、この設備を利用させてもらうコトにしよう。
(ま、このお店も設置直後だからこの状態だが、年数が経てばどうなるかは定かではない。)
カミさんの買い出しにお供して、水をゲットしてしまおうという寸法だ。
ちなみに、「不純物を99.9%取り除いた純水」というのがこの設備の売り文句ではあるが、その元になっているのは利根川水系の下流域から取水した「水道水」であることに違いはない。
つまり、どんなに不純物を取り除いたとしても、水源の水質による限界があるというコト。
(とはいえ、熱帯魚水槽の水としては十分「贅沢」ではあるが。)
これは、先日首都高速からの眺望に釣られて千住の隅田川リバーサイド再開発地域を訪れた時のことであるが、その「水」の生臭さに驚いた。
下水道が完備されて、荒川・隅田川の流域から東京湾にかけての水質も回復し、「しじみ」などが再生しているとTOKIOの番組などでやっていたが、それが信じられないぐらいに「臭い」のである。
と、今度はこれに反論するかのような内容の番組が放映された。
それは、荒川・隅田川からの流入により東京湾の水質が悪化し、貝類の大量死から赤潮の発生が起こっているという内容のもの。
それというのも、許容量を超えた雨水の流入があると下水処理場はオーバーフローし、つまり未処理の汚水もろとも放流するのが原因であるという。
近年の降雨の集中豪雨化に起因するのだろうが、そもそも雨水と汚水を分けない共同構が下水道の主流というのが問題の根本だろう。
(とはいえ、じゃあ雨水は処理しなくていいかというと、そうもいかないというのもあるのだが・・・。)
やっぱり、「隅田川下流域はまだまだ臭い」というのが正解のようだが、これを「キレイ、キレイ」と言うのには何か政治的な力の存在が感じられる。
そんなコトに思いを巡らせながら、4リットルの純水が溜まるのを眺めていた次第なのである。
「きれいな水」って、なかなか難しいのである。
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