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忍判「えふぴーのひとりごと」

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それを言っちゃあ、おしまいよ

2009/01/10(Sat)08:43

ニューヨーカーがテレビの取材で「何故車を買わないのか」と問われて言う。

「高すぎるから買えないんだよ。」

昨年自動車関連の賞を総ナメして称賛された「トヨタiQ」、これのチラシを見て驚いた。
希望小売価格160万円也!
「ナビだのなんだかんだで200万になっちまうじゃねえか!?」
なのである。

コンパクトなパッケージングに4人乗り、とはいえ、ワタシのような閉所恐怖症には拷問の後部座席。
荷物置きくらいにしか使えなそうだが、「無いよりはマシ」。
それを、「天下のトヨタが作った」ってので、「スマート」や「ツイン」の二番煎じ、とは言わないで、スゴいスゴいと絶賛する。

あれだけ褒めたたえるからには、お値段もさぞかし安いんだろうと、7、80万で買えるんだろうと勝手に解釈していた。
それがなんだかんだで200万とは…
でもこの車に対して、「高い」とか言っちゃあいけない流れなのだ。


「大型高級セダン」と呼ばれるカテゴリの車で首都圏を走ると、まず間違いなくない警察官の職務質問を受ける。
そして「嫌疑ナシ」となると最後は決まって、冗談まじりに「お兄さんはヤクザではないんですよね」と聞かれるらしい。

大抵の人は「ちげーよ!」と憤慨するらしいが、この場合どちらかと言うと警官が正しい。
この不況の時代に、カタギでそんな大きな車を乗り回す必然的理由が、見当たらないのである。

「クラウン」や「フーガ」といった大型セダンは、今や個人タクシーが主流。
その事業目的の自動車にしたって、仕上がりで700万円を超える最新型は、「さすがに新車では買えない」という意見が大半のようだ。

モデルチェンジの度に若干の排気量アップとサイズアップが行なわれる。
それはオーナーの社会的地位向上に合わせたものであり、モデルチェンジの度に同じ車種に乗り続ければ、いずれオーナーにふさわしい車が提供され続ける。

コンセプトはイイのだが、どこかの段階で車だけが一人歩きしてしまったようだ。
「コンパクトなファミリーセダン」だったカローラは、気が付けば5ナンバー枠いっぱいいっぱいまで巨大化し、街で昭和40年代のそれを見掛けると、その「小ささ」に驚かされる。
「乗っても15年」の自動車に、中古住宅買えるくらいのカネを出してる場合じゃないのである。

日本の自動車界はその「ダブルアップゲーム」で成長し、肥大化した。
「下取り査定があるから」と長いローンを組み、返済途中で売却してしまう。
構造的にはアメリカのサブプライムローンと同じである。

オリックスの出した「残価設定プラン」はその末期だろう。
「所有している間は支払い続けるカーライフ」なんて、消費者におトクでも何でもないのである。


「トヨタに批判的なハナシは、メディアに報じられない」と言われる。
車作りというよりは、商売に長けたトヨタの、その広告料によって成り立つメディアがほとんどだからだという。

そのトヨタがコケたのは、果たしてリーマンショックの煽りだけだろうか。
いずれ一か八かのダブルアップゲーム。
顧客ニーズから乖離した新型車開発。
ビッグ3と程度の差こそあれ、根っこは同じではないだろうか。

と、考えると、今回の「派遣切り」を招いたのは、果たして「製造業への労働者派遣解禁」だけなのだろうか。
直接的にはそうだとしても、それは日本が抱えていた構造的欠陥。
「派遣切り」でなければ「契約社員切り」、どっちみち生産調整の為のレイオフは行なわれるのである。
「コイズミ構造改革路線が間違いだった」とタクシーの総量規制に踏み切った時と同じ違和感。

まあ、時の宰相が「既得権益の塊」みたいな人物だから、風潮から施策までもが懐古調になるのは致し方ないとして、それに乗っかる民主とマスコミってどうだろう。

紙幣乱発してインフレ政策を、と唱える週刊誌の見出しに、妙に共感してしまう今日この頃なのである。
「高くて買えない」?
それを言っちゃあ、おしまいよ。




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No.585|FPComment(0)Trackback()

一富士、二鷹、三茄子

2009/01/06(Tue)20:36

「おめでたいもの」を「おめでたい順番」に並べたものらしいが、・・・。

元旦から晴天に恵まれ遥かに富士山が望めたので、「その絶景をもう少し近くで」とその一心で、一路中央道から河口湖ICへと向かったのが午後の1時。
とうに通勤割引の時間帯を外れていたので、まあ「帰り」だけ半額になればいいかと利用した八王子から河口湖までの料金は「950円」。
よくよく聞けばそれは、NEXCO中日本の「休日昼間割引」というものらしい。
思わず「行き」の高速代半額に気を良くした一行は、勢いで4合目までしか登れないと念を押されているのに「富士スバルライン」を駆け上がったのである。

この4合目パーキングがまあ最悪。
肝心の富士山頂が拝めない上に小汚いトイレ、そしてボッタクリの売店。
3合目からのこの景色

3合目から

これが唯一言わなくても「富士山だな」と分かるものだった。
そんな、「山頂が見えないなら『見えない』って最初から言ってよ!お金返して!」という毒を、新年早々3合目のパーキングに居合わせたマダムと交わしながら、「日没前までに本栖湖」を目指したのが午後3時のことだった。

何故本栖湖なのか。

まあ一言で言えば、「綺麗だから」。
なのだが、日没まで間が無いのに麓の河口湖や途中の精進湖をスルーしてまで目指す理由は何なのか。
その答えは、

本栖湖から

「来れば分かるさ」なのである。
この絶景を、3合目のマダムにも見せたかった。
それだけが、心残りである。

そんなワケで、お正月は元日から縁起の良いものを拝んだ2009年。
今年はどんな年になるのであろうか。





No.584|FPComment(0)Trackback()

謹賀新年

2009/01/01(Thu)20:31

本栖湖から

今年の所信は、「」。
「山」とは即ち、「不動如山(動かざること山の如し)」の「山」。
つまり「動かない」ということです。

そしてその、「動かない」ということに対する「(にん)」。
耐え忍ぶのでございます。

実り多き一年を祈念して、

No.583|FPComment(0)Trackback()

今年最後の・・・

2008/12/31(Wed)12:42

年末も差し迫ったある日届いたのは、発売前発泡酒の6本セットだった。

ダイエット<生>クリアテイスト

これは・・・
どうやらモラタメさんの懸賞に当ったらしい。
おそらく「今年最後」だろう。

それにしても、「今年最後」のタダ酒が「ダイエット生クリアテイスト」になろうとは、今年一年を総括しているようで趣深い。w
メタボリックに注意、ね。w

そんなワケで、早速。

乾杯

まああれだね。
派遣切りされて歳が越せない、とか騒がれている昨今に、酒飲みながら大晦日を迎えられるヨロコビ、ってんでしょうか。

そんなワケで、良いお年を。

No.582|FPComment(0)Trackback()

髪、切った?

2008/12/27(Sat)17:49

久しぶりに髪を切った。
近所ではカット1800円の店が主流であり、「2000円くらいなら、」とここ最近は月イチペースで散髪していたのだが、このテのお店3回目くらいから仕上がりの悪さが気になるようになる。
それが見慣れてくるからなのか、はたまた「ご新規」が定着したと向こうが手を抜くようになるのかは定かではないが、ともかく3回目には「何か変じゃね?」というのが気になって、その店には足が向かなくなるのだ。

とはいえ、床屋は星の数ほどある。
「なら、3ヶ月に1回、店変えればいいんじゃね?」
と今年一年、アチコチの髪切処を転々としたのであるが、最後の1軒、駅前の「1000円カット」で思い切り虎刈りにされて、以来この「月イチ床屋」から足が遠のいていたのだ。

この「1000円カットで虎刈り事件」については、店のオヤジに文句を言っても良かった。
でもその店のオヤジときたら、「最近ではこの近所も1000円カットの店が流行ってしまって、ウチも1000円にしないと客が入らないじゃんかよ」というのが滲み出ていたので、もう言うものメンドクサイ感じだったのだ。
「1000円なんだから、こんなもんでいいべ?」的な。
なら、しなきゃいいのに。
っていうか、この仕上がり、「所詮1000円の腕前」だ。

腕前で言うなら、4000円ぐらい取る「ベテランの店」もいくらでもある。
でも、「ベテラン」はセンスがイマイチ、だったりもする。
仕上げにアイロンパーマとか当てられてしまっては、「昭和のヤンキー」になっちまうのである。
「昭和のヤンキー」に、毎月4000円は出せない。
そんなワケで、今年の「1800円カットの店巡り」が始まったのであるが・・・。

そんなワケで、今年最後の「カット1800円の店」は、近所にオープンした新店。
まあ1回目であるので、「おまかせ」でとりあえず済ませられれば上出来としたいトコロである。
ところがイスに座るなり、ヒゲを生やしたダンディーな店員さんが、
今日はお休みですか~?
から始まって、
「大掃除終わりました~?」
「お正月がどうお過ごしですか~?」
と、
あれ!?友達だったっけ?
と聞きたくなるほどの馴れ馴れしさなのである。
御歳45歳、独身という彼は、過去の職歴から最近のお気に入り至るまで、その仔細を語り続ける。

オレ、ケツ狙われてる?

ってか、手が止まってるよ!
そんなワケで、なんとなくオカマっぽいオタクトークにフラフラになりながら、店を出たオレ。
仕上がりは悪くない様だが、また行くかどうかは周囲の反応次第。
でもこんど行ったら飲みにとか誘われちゃいそうな、そんなイヤな予感。
ともかく、久しぶりにサッパリして、新年は迎えられそうである。

今晩は「類は友を呼ぶ」という諺と、「随所でオタクに囲まれる件」について、考察してみようと思う。





No.581|FPComment(0)Trackback()

派遣斬りぃ、ってか?w

2008/12/25(Thu)05:58

飯島愛、死体で発見のニュースには驚いた。
今朝の情報番組はおそらくその話題で持ち切りだろう。
さも親しげにコメントを発して。
誰もその死を気付かなかったくせに。
安っぽいヒューマニズムだ。

死そのものよりも、街がクリスマスだよワッショイワッショイとやっている夜に、「死後数日が経過して、死体で発見された」というのが感慨深い。
華々しい世界に居た人だから尚更だ。

で、思い出したハナシがある。
隅田川下流の堤防沿いに、テントを張って生活しているホームレス達のコトだ。
彼ら「気楽な稼業」とは言っても、それは「健康であること」が大前提の「その日暮らし」である。
ひとたび病気で寝込もうなら、収入が途絶え食料に事欠き、ついには死に至ることとなる。
元来ろくなモノを食っていないのだから、そのリスクは尚更高いものとなるのである。

で、テントの住人がひとり寝込んで動けなくなった、とする。
するとその周辺の住人達は酒など持ち寄り、「お葬式」なる宴席を開いてくれる。

なんと優しい助け合いの精神、

なのだが、宴もたけなわになると皆でその動けなくなった主役を抱え上げ、目の前の隅田川にジャボン。
「お葬式」なのである。

程なく下の吾妻橋あたりに主役は引っ掛かり、「変死体」として処理されるんだそうだ。
橋に警察のワンボックスが停まっていたら、大抵そうだと言う。

この行為、「お咎めナシ」だと言うんだよね。
酒も入っているし、自ら飛び込んだのか誤って落ちたのか、はたまた投げ込まれたのか立証も出来ない。
それよりもテントから死体が発見される方が、近隣住民にとってもポリにとっても「都合が悪い」。
それだけは確かな様だ。

世間では、「派遣切り」と総称される非正規工場労働者の一斉解雇が問題になっている。
解雇と同時に寮も追われ、「住む場所がない」というのが問題を大きくしている。

皆それぞれに「事情」がある。
突然の解雇も大変だろう。
しかしだ。

解雇された途端に所持金96円、面接に赴く電車賃すらない

というのはどういうことだろうか。
これでは河原の乞食と大差ないではないか。
どんな条件で働いていたにしろ、「蓄え」というのは必須である。
いや仮に蓄えられなかったにしろ、「野宿してでもタネ銭は残す」は最低要件だ。

それを全部使っちまって、…。

ハナシを聞いていると、救済より先に怒りが込み上げてくる。
「赤信号、みんなで渡れば…」ではないが、公的な支援以前の問題だろう。
誰でもない自分の人生に対して、あまりに無責任過ぎるのだ。

そもそも、従前は寮完備に送迎バス付き、相応の費用負担をしていたにしろ「それなりの報酬」は得ていたハズである。
それらを、酒にタバコにギャンブルに、「使っていなければ残らないハズがない。」
そういうコトではないだろうか。

世には住宅ローン返済の為、禁煙し晩酌も控えている一流企業の中堅サラリーマンが五万と居る。
タバコを燻しながらインタビューに答える「弱者」を見て、そう思ったのはワタシだけではないハズなのだ。

そうそうホームレスと言えば、昨今の金融恐慌で金属価格は大暴落。
今年8月にキロ7000円で取引されていたプラチナは、たった3ヶ月でおよそ3分の1の、キロ2500円になったらしい。
ホームレスの収入源であるアルミ缶は去年のキロ150円が、今ではキロ60円にしかならないとか。

これでは生活出来ない

と窮状を訴えるが、ちょっと待って欲しい。
そもそも、地域住民がわざわざ分別して廃棄した空き缶を集積場から持ち出しておいて、「食える」のみならず「ソコソコ稼げた」というのがオカシイのであって、言うなれば「今が正常」。
「生活出来ない」からホームレスなのである。

公共の場所を不法占拠しておいて、権利だけを主張するな。
まず「勤労」が国民の義務なのである。
納税もしないで交付金よこせとは、…以下自粛する。

ともかく、出す先から争うようにアルミ缶を求めた「リアカー野郎」が街から一掃されて、「溜飲の下がる思い」の今日この頃なのである。
と、ココまで書いていると、「格差の底辺は死んで当然」みたいな流れになりそうだがそうではなくて、「少なくとも容易に予見される将来のリスクについては、最低限備えておこう」というそういうハナシ。
明らかにキリギリスな人々が、アリのフリをしてアリの理論を振り回し過ぎる。
それが、気になって仕方ないのだ。

コツコツ蓄えることだけに長けた、一獲千金を夢見るネズミ、である。




No.580|FPComment(0)Trackback()

3匹の子ナッテリー、の巻

2008/12/23(Tue)16:19

2ヶ月前にUFOキャッチャーからサルベージしてきたピラニアのチビ・ナッテリーさんが、今朝☆になっていた。○| ̄|_
ここ2日ほどエサの食いが悪いと思ったら、こういうことだったとは・・・。
ま、生き物ですし、そもそも「UFOキャッチャーからサルベージしてきた」時点で素性の分からないもの。
なので、こういう結果になってしまったとしても、「致し方ないこと」ではあるのだろうけれども、ショックなことでもある。
(ってか、コイツ↓↓↓

デカ・ナッテリー

がオカシイってか、「奇跡」なんだろな。)

そんなワケで、軽く熱帯魚屋さんを冷やかしてみることにした。
1軒目、トロピランド
http://www.tropiland.co.jp/index.html
プレコに豊富なこの店で、ホントはプレコを買うつもりで居たのだが、思わず見つけたのは「ピラニア・ナッテリーの稚魚」。w
しかも1匹400円、3匹で1000円という大バーゲン。
これは買うしかないでしょう、というコトで、3匹ほど頂いてきた。w

子ナッテリー3匹

ってか、やりたかったんだよね、「混泳」。
ちなみに、共食いを避ける為に、混泳水槽に「生餌」は欠かせないらしい。
だから、ついでに「ネオンテトラS10匹500円」っていうのも買って来た。

10匹500円は高いんじゃね?

なのだが、まだ生餌に食いつくほど大きくないので、エサ用メダカでは食われる前に死んでしまうのだ。
だから、「テトラが食われるようになったら、メダカ投入」がナッテリー稚魚の王道らしい。
まだまだ知らないコトが多いのである。

そんなワケで、2ヵ月後の60センチピラニア水槽増設が待ち遠しい、今日この頃なのである。
ま、いわば、クリスマスプレゼント、ですよ。w
自分への。

ピラニアを稚魚から飼い込みたい方は、早めに町屋・トロピランドへ。
年末年始は、セールでプレコも安い!

No.579|FPComment(0)Trackback()